お金のトリビア
今回は前回お話しました
お金の歴史についての番外編と題して
「お金のトリビア」
に関する内容を書いていきます。
トリビアですので飲み会のネタにでも使ってもらえたら嬉しいです。
前回の記事でお金が誕生する以前の
「物々交換時代」の話をしました。
実はお金の本質を理解するにはこの
「物々交換」
という概念は非常に重要なんです。
人々は自分が欲しい物をより便利に手に入れられるように
「布」や「稲」「貝殻」「金」「塩」などを仲介物で使っていました。
この仲介物とされるモノは
後々にも大きな影響を与えているんです。
実は現在でもこの時代の名残が多く存在しています。
例えば「稲」を仲介物として使っていた地域の人達は、
自分の欲しい物を交換する時に
「これはいくらの稲と交換できる?」
という会話がされています。
「稲」は「ネ」と発音され、
これが値段の「値」の語源となりました。
このときの名残は漢字にも多く隠されています。
モノを「買」う。
「貴」重品
「貧」しい
「貨」幣
「賄賂」(わいろ)
お金に関わる文字には「貝」という字が多く使われているんです。
他にもまだまだあるので
探してみるのも面白いかもしれませんね。
また「塩」はラテン語で「サラリウム」と言います。
給料を意味する「サラリー」はここから生まれたと言われています。
このように普段はほとんど意識しないですが、
お金に関する事柄には昔の「物々交換時代」の名残を多く発見することができます。
こういった歴史を調べてみると面白いですよね。
ぜひ話のネタに使ってみて下さい。
次回は「お金の誕生」についてお話いたします。