資産形成の基礎知識
今回は「資産形成について」お話いたします。
今までは知っておくべき知識ということで書かせて頂いたのですが、
今回からはより実践的な思考を身につける資産形成の話をしたいと思います。
あなたは今後の将来を見据えて資産形成をされているでしょうか?
こう聞くと恐らく多くの方は「NO」という答えが多いかと思います。
そうなのです。
まだまだ日本では資産形成というのは一般的ではなく、
取り組んでいる方が少ないのです。
それでは質問を変えましょう。
あなたは銀行に預金はありますか?
年金を払っていますでしょうか?
こうやって聞くとさきほどより「YES」の数が多いのではないでしょうか?
というよりほとんどの方はきっと銀行口座を持っていて預金をしているかと思います。
実は銀行預金や年金も立派な“資産形成”なのです。
前回書いた記事でも述べた通り、
資産とは毎月あなたのポッケにお金を入れてくれる存在です。
銀行で預金していると本当にわずかですが金利というものがつきます。
ちなみに日本の平均預金金利は0.025%と雀の涙程度ですが…
また、年金も従来通りのシステムであれば、
支払ったお金以上にお金が支給されるシステムです。
ただ少子高齢化が改善されて、労働者人口が増えればの話ですが…
これまた前回の金利の話で書かせて頂いたのですが、
現在の日本は超低金利なため預金のみでは体感できるほどの資産は作れません。
つまり預金しているだけでは
「資産形成をしている!」
とは言いがたい状況なんです。
資産形成をする前に、世の中には一体どのような資産形成の方法があるでしょうか?
①株や債券を持つ
②不動産を持つ(大家さんになる)
③事業投資を行う(一般的な投資)
④海外で預金を預ける(金利の高い国)
ざっと分類分けするとこのようなところでしょうか。
世の中には本当に数多くの投資案件や資産形成方法があります。
今回はそのうちのごく一部をお話します。
①株や債券には持っているだけで配当金と呼ばれるお金を貰えるものがあります。
これは1株あたり○○円といったように決まっており、
持っている株の数だけ配当金が貰えるという仕組みです。
しかし一般的に配当金はそんなに大きな額では無いため、
それだけで生活を賄おうとするとかなりの株数を持つ、
つまりそれだけ大きな資本力が必要となってきます。
②不動産を持つというのは「資産形成とはなんだろうか?」の記事でも書かせて頂いたのですが、
自分で住むのではなく他人に貸すことで家賃を頂く方法です。
意外と知られていないのですが、
一般人のサラリーマンの方で安定した資産を持ちたいという方にはお勧めの方法なんです。
もっとも、どんな不動産でも良いかという訳ではなく、
立地や価格、ローンの組み方などで変動してきます。
ここでは詳しく述べないので、
もし興味のあるサラリーマンの方がいましたら個別に連絡頂ければと思います。
③事業投資は非常に様々な案件が存在します。
例えば、海外で建設業をやるために重機を揃えたいけど
銀行からの融資金以上にお金が必要だ!といった場合は、
投資案件として一般の方からもお金を集めます。
この時、月利(年利)○○%といったように金利(お金のレンタル料)をつけて集めるのが一般的で、
我々はそこに対するお金を貸し付けることで利益を得ます。
この事業投資は本当に多く存在しているのですが、
一般の方にはほとんど話は回ってきませんし、
事業が失敗するリスクや詐欺に遭うことも少なくはありません。
しかし、きちんとした知識と判断力を持ち、
情報を得られるのなら事業投資は資産形成をする上で非常に役に立つものです。
④海外で預金する。というのは先ほども述べた通り日本は現在超低金利の国です。
しかし、世界中を見渡せば経済が成長している金利の高い国もたくさんあります。
特に日本は税金も高いですし、金融についても遅れていますが、
金融に強い国では競争も激しく質の高い銀行などが数多く揃っています。
この辺りの話は後日詳しくできたらと思います。
ざっくりとですが、今回は資産を持つ具体的な例を出しました。
もちろん上記以外にも資産形成をする方法は山ほどあります。
次回以降も資産形成をするための知識や方法などを書いていければと思います。
基本的にブログでは知識や判断力が身に付くことを書いていきますので、
具体的な金融商品の話や、やり方などは掲載していかないつもりです。
もし具体的に資産形成をしていきたいという方がいましたら直接ご連絡頂ければと思います。
都内であれば直接お会いすることも可能ですのでお気軽にご連絡下さい。
次回のテーマは「貯金しているだけだと資産が減っていく!?」という話をしたいと思います。